本当にメリットだけ?デメリットを含めリクルートカードを徹底解説!
人気のクレジットカード「リクルートカード」。
雑誌の人気カードランキングや口コミサイトのカードランキングなど、様々な所でおすすめされているカードです。
そんなリクルートカードですが、デメリットはないのでしょうか?
「メリットばかり紹介されてるけど本当にそれだけ?」
「実はデメリットもあるんじゃ?」
など、やはり気になる部分かと思います。
ということで今回の記事では、リクルートカードのメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
カード発行後に後悔だけはしたくないところ。
今回の記事を読んで、カード発行の参考にしてみてください。
リクルートカードのメリット
まず初めにリクルートカードのメリットを紹介します。
- 年会費が無料
- 1.2%のポイント還元率
- 月のカード利用額合計に対して100円単位でポイントが付く
- 電子マネーチャージでもポイントが付く
- ポイントはPontaポイントに交換可能
- ポイントの有効期限は実質無期限
- 国内・海外旅行保険、ショッピング保険が付帯
ではこれらについて詳しく見ていきましょう。
メリット①:年会費が無料
リクルートカードの年会費は無料です。
さらに家族カードやETCカードも年会費無料で持つことができます。※VISA、MasterCardはETCカード発行手数料1,000円(税抜)が必要です。
この後にも紹介するリクルートカードのメリットを年会費無料で受けられるのは、かなりお得と言っていいでしょう。
メリット②:1.2%のポイント還元率
リクルートカードのメリットと言えばこのポイント還元率ですね。
- コンビニ
- スーパー
- ネット通販
- 携帯料金の支払い
などなど、どこで使っても1.2%のポイントがもらえます。
還元率1%のクレジットカードはたくさんありますが、リクルートカードのように1.2%以上の還元率、かつ年会費無料のカードはかなり限られます。
そして、この0.2%の還元率の差がものすごく大きいです!
実際にリクルートカードを使ってみて分かったんですが、この0.2%の還元率の差がジワジワ効いてくるんですよね。
「あれ?こんなにポイント貯まってたんだ!」
と、気付いたらポイントがたくさん貯まっている感覚はクセになりそうです(笑)
メリット③:月のカード利用額合計に対して100円単位でポイントが付く
このメリットも大きいですね!
リクルートカードは月のカード利用額合計に対して、100円単位で1.2%のポイントが付きます。
ポイントの取りこぼしも最小限で済みます。
他社のカードだとポイント付与の条件が厳しいところもありますからね…
- カード利用1,000円ごとにポイント付与。1,000円未満は切り捨て。
- カード利用1回ごとに利用額100円に対しポイント付与。100円未満は毎回切り捨て。
こういった厳しい条件を設けているカード会社も多いです。
例えばYahoo!JAPANカードなんかがそうですね。
Yahoo!JAPANカードは毎回のカード利用ごとに100円未満は切り捨てられてしまいます…
リクルートカードは月のカード利用額合計に対して、100円ごとに1.2%のポイントが付くので、ポイントの取りこぼしが少なく済みますよね(^^♪
メリット④:電子マネーチャージでもポイントが付く
リクルートカードでは電子マネーチャージでも1.2%のポイントが付きます。
そもそもチャージポイント自体が付かないカードも多く、さらにここ最近は電子マネーチャージの改悪が相次いでいます。
そんな中リクルートカードでは、現在も電子マネーチャージで1.2%のポイント付与を維持。
このメリットはかなり大きいです。
ただ、注意点としては電子マネーチャージでポイントが付くのは、月のチャージ金額3万円までとなっています。
また、国際ブランドによってチャージポイント対象の電子マネーが異なります。
VISA、MasterCard |
JCB |
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こういった注意点については、この後のデメリットの部分でも解説します。
メリット⑤:ポイントはPontaポイントに交換可能
リクルートカードの利用で貯まったリクルートポイントは、Pontaポイントに移行可能です。
以前はリクルートポイントとしてしか使えませんでしたが、現在はPontaポイントに移行が可能になり、使い勝手が良くなりました。
ローソンをはじめ、Pontaポイント加盟店は街中に溢れています。
これならポイントの使い道に困ることもありませんね♪
メリット⑥:ポイントの有効期限は実質無期限
リクルートカードのポイントには有効期限がありますが、実質無期限と言うことができます。
というのもリクルートカードのポイント有効期限は以下のようになっているからです。
最後にリクルートポイントが加算された月の12か月後の月の月末まで。
つまり、リクルートカードを使い続けていれば、自動的にポイントの有効期限が延びていくということです。
例えばですが、携帯料金の支払いをリクルートカードにあてれば、ポイントの有効期限を気にする必要もなくなりますよね(^^♪
ポイントの有効期限を気にする必要がないのは、リクルートカードの大きなメリットと言えます。
メリット⑦:国内・海外旅行保険、ショッピング保険が付帯
リクルートカードでは各種保険も付帯しています。
- 最高2,000万円の海外旅行保険
- 最高1,000万円の国内旅行保険
- 年間200万円のショッピング保険(国内・海外)
※すべて利用付帯
そもそも無料のクレジットカードだと、保険自体が付いていないものも多いです。
リクルートカードは無料でこれだけの保険が付くので、十分すぎる内容と言えますね。
リクルートカードのデメリット
次にリクルートカードの気になるデメリットについても紹介します。
リクルートカードのデメリットはこちら。
- リクルートやPonta系列の店を使わない人にはポイントが無駄
- Pontaポイントへの交換は手続きが必要
- Pontaポイントに交換できないポイントもある
- 国際ブランドでスペックが若干異なる
- 電子マネーチャージポイントに上限がある
ではデメリットについても見ていきましょう。
デメリット①:リクルートやPonta系列の店を使わない人にはポイントが無駄
これは当然のデメリットですね。
リクルートカードのポイントの使い道は、リクルートサービスやPonta系列のお店です。
なのでリクルートサービスやPonta系列のお店を利用しない人には、ポイントは無駄になってしまいます。
ただ、他社カードよりは断然ポイントの使い道は広いんですけどね。
他社カードだとポイントを商品券に交換するくらいしかできないカードもあります。
Pontaポイントにも移行できるようになったリクルートポイントは、使い勝手としては十分です。
デメリット②:Pontaポイントへの交換は手続きが必要
貯まったリクルートポイントをPontaポイントに交換するには手続きが必要です。
とは言っても手間はほとんどありません。
会員ページで交換したいポイント分だけ、Pontaポイントに交換するだけでOK。
ポイント交換は一瞬で完了します。
しかも嬉しいことにPontaポイントへの交換手数料は無料。1:1のレートで1ポイント単位で交換ができます。
デメリットとして挙げましたが、このPontaポイントへの交換は大したデメリットではありません。
デメリット③:Pontaポイントに交換できないポイントもある
一部リクルートポイントの中には、Pontaポイントに交換できないポイントもあります。
その場合は、リクルートサービス内でポイントを消化しなければなりません。
ただ、こういった例外的なポイントはごく一部で、基本的にはPontaポイントに交換することができます。
ちなみにこの例外的なポイントの一つが、リクルートカード入会でもらえるポイントです。
リクルートカードの入会ポイントは、リクルートサービス内で消化しなければなりません。
とは言えリクルートサービスには、じゃらんやホットペッパービューティーなど、様々なサービスが用意されています。
また、仮に利用するリクルートサービスがなくても、最悪ポンパレモールというショッピングサイトで入会ポイントは消化可能です。
入会ポイントはタダでもらえるポイントですから、気軽に考えていいでしょう。
デメリット④:国際ブランドでスペックが若干異なる
リクルートカードでは
- VISA
- JCB
- MasterCard
の3つの国際ブランドを選べますが、国際ブランドによって若干のスペックの違いがあります。
細かな違いはいくつかありますが、大きな部分で見ると次の2つの違いです。
- ETCカード発行手数料
- チャージポイント対象の電子マネー
これらをまとめると次のようになります。
VISA、MasterCard |
JCB |
|
ETCカード発行手数料 | 1,000円(税抜) |
無料 |
チャージポイント対象の電子マネー |
|
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このような違いがあるので、リクルートカード申込前には注意しなければなりません。
デメリット⑤:電子マネーチャージポイントに上限がある
リクルートカードの電子マネーチャージでポイントが付くのは、チャージ金額3万円までです。※1つの電子マネーではなく、全ての電子マネーチャージ金額の合計。
チャージ金額30,001円以上はポイントの対象外となってしまいます。
以前はチャージ金額に関係なく1.2%のポイントが付いたんですが、リクルートカードでは初となる改悪です…
参考記事:ついに来た…リクルートカードで電子マネーチャージポイントが改悪!
ただ、電子マネーチャージで1.2%のポイントが付くことに変わりはありません。
他社カードでは電子マネーチャージポイントが半減、あるいは廃止ということも多いです。
それを考えると、1.2%のチャージポイントを維持しているリクルートカードは十分利用価値はあります。
リクルートカードのメリット・デメリットまとめ
今回はリクルートカードのメリット・デメリットについて解説してきました。
全体的にはやはりポイント面でのメリットが多いのが、リクルートカードの印象ですね。
- 1.2%のポイント還元率
- 電子マネーチャージでもポイント1.2%
- カード利用額に対して100円単位でポイント付与
- ポイントはPontaポイントに交換可能で使い勝手が良い
- ポイントの有効期限は実質無期限
リクルートカードのポイントに関しては、やはり評判通りといった印象を受けます。
デメリットについてもいくつか紹介してきました。
個人的には電子マネーチャージポイントに上限があることが、一番大きなデメリットと感じています。
残念ながらリクルートカードでは、電子マネーチャージポイントの上限が、月のチャージ金額3万円までとなってしまいました。
ですが、チャージ金額3万円まででしたら、以前と変わらず満額の1.2%のポイントは付きます。
電子マネーのチャージポイントが半減、あるいは廃止にならずに済んでいるのは、現時点では助かっている部分です。
私自身も上限3万円の電子マネーチャージポイントをフル活用していますし、上限3万円でも私の場合は特に問題ありません。
電子マネーチャージポイントの改悪があったものの、リクルートカードは依然として高ポイント還元率の優れたカードです。
気付いたらポイントがたくさん貯まっている感覚はクセになりそうです(笑)
あなたも一度リクルートカードを使い始めたら、ポイントが貯まる感覚に快感を覚え、カードを手放せなくなるかもしれませんよ?笑